コレクション: 気圧を測る

高度(空気の重さ)としての気圧

空気の重さによる圧力の事を気圧と言います。地表面に近いほどたくさんの空気の重さがかかり、圧力(気圧)は高くなります。標高が高いほど空気は軽くなり、それだけ圧力(気圧)も低くなります。この様にいる場所の標高により気圧は違ってくるのです。エレベーターやジェットコースターなどに乗らない限り気圧の急激な変化はありません。

空気の渦としての気圧

天気予報などでおなじみの大きな空気の渦として移動する低気圧、高気圧の影響によっても空気の重さによる圧力(気圧)は変化をしていきます。晴れ、雨、台風の接近など、同じ場所にいても気圧は毎日変化します。

気圧計はご自宅などに設置していただき、主に毎日のように移動する空気の渦(低気圧、高気圧)によって変化する気圧の目安を知ることができます。

※気圧の説明には極力専門用語を使用していません。更に詳しくお知りになりたい方はインターネットなどでの検索をオススメします。

体調管理の目安として

近年では気圧の変化などから体調を崩したり、頭痛などの痛みを感じる「気象病」「天気痛」が認知されてきています。体調管理の目安として気圧の変化を知ることが注目されてきています。

※体調や症状などには個人差があります。

これからのお天気を予測

一般的に天気は高気圧が近づくことで快方に向かい、低気圧が近づくことで下り坂に向かうとされています。気圧の変化を知ることでこれからの天気予測をすることができます。

気圧計の使い方

気圧計には計器内にある気圧の変化によって動く「指針」とカバー外部のツマミで自由に動かせる「目安針」の2種類の針があります。

・指針

高気圧の時は時計回り方向に動きます。低気圧の時は反時計回り方向に動きます。

・目安針

指針の動きがわかるように目安にする針。

指針を現在の気圧の値にセット

まずは、気象庁のウェブサイトからお住まいの地域の気圧を確認しましょう。最寄りの気象台、測候所をクリックして気圧の値を確認します。地域気象観測所などでは気圧を観測していない場合があるので注意してください。

※気象庁で発表され、天気予報などで用いられる標高に左右されない海面気圧にセットします。

気象庁のウェブサイトはこちら → 

気圧計の背中にある調整ネジを小さめのマイナスドライバーでゆっくり回すと計器内の指針が動きます。気象庁のウェブサイトで確認していただいた数値のところまで指針を動かしてセット完了です。

※ご使用になる場所で合わせてください。
※合わせようとする2目盛くらい手前の目盛に指針を合わせ、本体カバーを軽くトントンとたたくと比較的うまく合わせられます。
※ネジを激しく回すと故障の原因になります。
※一年に一度は気象庁のウェブサイトを確認して再調整(微調整)をしておくことで、いつも正確な気圧を知ることが出来ます。 

目安針を合わせる(気圧の測定準備)

計器中央のツマミを回して目安針を指針と同じ位置に合わせましょう。


指針の動きで気圧の変化を確認

気圧が変化するにつれて指針が目安針からズレていきます。目安針を合わせた時点から高気圧に向かっているか、低気圧に向かっているかが指針の動きでわかります。

・高気圧に向かっている場合

指針は目安針から時計回り方向に約半日から一日かけてゆっくり動きます。

・低気圧に向かっている場合

指針は目安針から反時計回り方向に約半日から一日かけてゆっくり動きます。台風など巨大な低気圧が近づいた際には大きく針が振れることもあります。

気圧の流れは大きく変わる時とあまり変わらない時があります。目安針を指針に合わせて、約半日から一日後にその間の気圧の流れを指針の動きで見てみるのがオススメです。朝起きた時、夜寝る前、お出掛け前など、決まった時間に目安針を指針に合わせていただくと毎日のおおまかな気圧の変化を手軽に知ることができます。

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